連休は所用で関西へ。
東海道新幹線は崎陽軒のシュウマイから始まるのですが、先日は駅の売店へのシウマイの到着がちょっと遅れていたようで食べられず。と、ちょっとしょんぼり気分で始まりました。
朝から動ける京都はいつも助かっていて、まずはスマート珈琲のタマゴトーストとコーヒーで朝食を済ませました。
その後錦市場を眺めつつ有次さんで道具についてあれやこれやとお話を伺いました。職人さんとのお話は勉強になることばかりで感謝です。その足で丸久小山園へ。抹茶諸々を調達し、ほうじ茶ソフトクリームで涼をとり、渋いながらもじんわり甘旨くてクセになりそうです。
こちらの黒い佇まいはle petit mec。東京店もありますが、京都のお店にも訪問。ほぼ住宅街なエリアでなかなか御用がないかもしれませんが、数々のパンを目の前に、美味しい香りをかぎながら選ぶ時間はやっぱり楽しいですね。 バゲットの類や食ぱん、クロックムッシュやオリーヴ入りなどの調理系パンのほか、スイウィーツ系のパンなどなど、広い展開アイテムです。
静寂な空間の、裏千家今日庵と表千家不審庵。スコールかと思いきや、今度はぎらぎらとした太陽、そんな空の下往来する涼やかな着物のご婦人や殿方たちを拝見すると、こちらまで束の間涼しくなった気さへします。そして千家さんの目の前の清昌堂やましたさんでも色々とお話を伺い、ついでに扇子も新調してみました。源氏香の図って、なんか艶っぽくないですか?
京都に行ったらほぼ必ず寄るのが丸太町十二段家。こちらに通い始めて20年ほどになりますが、ほんとに飽きることのない幸せの定食。淡いテイストながらも出汁がきいただし巻きたまごと、春夏秋冬それぞれの季節のひとしな。ごはんは小さめのおひつにおかわり付きででてくるのですがもちろん毎回完食です。お昼は3つの定食メニューがあり、私は決まって「ごはん・味噌汁・香の物・だし巻きたまご・季節のひとしな」で構成されている”水菜”を頂きます。夏はハモをつかった冷たい鉢ものが多いかな。
そして市原平兵衛商店で箸ものの調達を済ませ、祇園祭まっただ中な京都でしたが、名残り惜しくも早々に撤収。いつも所用で足早に行くことも多く、どっしりとゆっくり過ごすことがここ最近少ないので、次回は久しぶりに貴船あたりでぼけっとしたいな。
つづく。