和のハーブの中でも、つーんとほの甘くほの苦いこの香りは非常に東洋的で、日本の出汁食文化ならではのハーブと思います。
以前アメリカの和食店にご一緒したポーランド人の友人は「for my wife !」といい、山葵を嬉しそうに本国へ持ち帰りましたが、私が外人だったら(?)山葵と同じくらい木の芽にも日本を感じるなぁと思うのです。
この木の芽、旬まっただ中。実家でやや野生化した山椒の木からも若芽をつんでいます。若竹煮や筍ごはんになくてはならないですし、椀物の吸口にそえられた木の芽は、汁の湯気に背中を押され、鼻腔に香りが届きます。
Amore KINOME !
木の芽のふりかけにしてごはんに合わせたり、卵焼きの具材にしたり、とあれこれ使っています。
コメント