胸黄。和食でもイタリアンでも頂いているウナギ。テリっとした蒲焼も、わさびで頂く白焼も好きですが、鰻鍋やマリネも外せない定番になっています。
鰻鍋。出汁ベースの汁に焼いて蒸したウナギを入れて。生麩や、九条ねぎをたっぷりと。〆には湯葉仕立ての雑炊をずずっといただきます。(こちらは小鍋仕立て photo by yOU)
イタリアでも日本のものより大きめなうなぎを煮込んだり、スープにしたり、マリネしたり、と食されています。こちらはたっぷり夏野菜をつかったうなぎのマリネ。
江戸時代の風俗に関する当時の百科事典ともいえる見聞録、喜田川守貞の『守貞謾稿』にも「鰻屋」や「鰻飯」として登場しているウナギは、江戸っ子も愛した味。土用丑に関わらず、暑いとやっぱり鰻が食べたくなる。からだがエネルギッシュな食材を求めてるのかな。今夏もモリモリ食べていきまーす。