唐津焼きが好きです。
こちらのブログへご訪問頂いてる皆様は既にご存知かもしれませんが、となんとなく告白。
唐津焼 隆太窯 中里太亀さんの個展レセプションに伺ってきました。太亀さんの器は、いつもこの季節のこんな料理、あんな料理、こんなシーンで使いたい…と見れば見るほど妄想が広がります。そして触ってしまったら連れて帰りたくなるものばかり。誘拐。
今回は太亀さんたってのご企画されたレセプションで、ご自身の裏山で掘ったというたけのこや太亀さん自らが干した鰺の干物など、唐津の旨いものと酒をご用意くださりました。じんわりと温かみのある太亀さんの大皿や片口に一同に会した唐津のご馳走たちとの相性は言うまでもなく最高で、最初に目で楽しみ、そして口に運ぶとどれも上品で、でもほっとするとても美味しいそれぞれでした。また個展を開催されている柿傳ギャラリーと同じく、茶懐石料理も供されているという京懐石 柿傳さんならではお料理も登場し、まさに舌鼓が鳴り続け。
またレセプションのはじめには、隆太窯とのご縁が深いつのだたかしさんのリュート演奏を拝聴させていただきました。初めて耳にしたリュートという弦楽器。姿は琵琶?という印象なのですが、奏でられる音色は琵琶のような純粋アジアンではなくアジアの気配もしつつやはりヨーロピアンな響きです。つのだたかしさんにお話を伺ってみると、ルーツ、祖先は琵琶と同じだそうで、なるほど~と。ドイツ・ケルンへ単身渡独修行されたつのだたかしさんのケルン時代のお話も楽しかったな。
東京・新宿 柿傳ギャラリーにて「唐津 隆太窯 中里太亀展」は、~4月27日(土)まで。新宿ルミネのすぐとなり。一見主菓子の縁高重をずらした姿を模したような?ちょっと風変わりな姿をビルをした地下2階です。
HP→ http://www.kakiden.com/gallery/exhibition/current.html
長生きできそうなこちらの万齢。純米酒、すきっとしてじんわりとした旨味で進んじゃって進んじゃって。