関東もあけましたね~、梅雨。牙のような歯と獰猛な表情、鱧(はも)の時期でございます。ウナギやアナゴと同じくウナギ目に属しますが、愛らしい表情のそれらとはまったく違う顔つきです。ハモの上顎には、手前から奥にむけて鋭利な歯が中央に並んでおり、うっかりすると、絆創膏のお世話にも。
祇園祭り真っ最中の京都ですが、鱧祭りという異名もあるほどで、「梅雨の水を飲んでおいしくなる」ともいわれるハモは、今まさに旬。そして、ハモといえば「骨切り」。からだの芯を通っている骨のほか、頭から尾に向かった方向に、頭の付け根から尾までびっしりと、硬い骨が、皮を這うようにして無数にあります。その骨を切るために、ザクッザクッと音も感じながら、身側から包丁を入れていきます。それをきっちり行うと、ふっくらと、上品なハモを味わえるんですね。
食べたこと無い~。手っ取り早くぐぐるか。
投稿情報: mika | 2009/07/15 20:19
>mikaさん
ぜひぜひ~。今の時期ちょうどできあがる梅肉をあわせたものもおいしいですよ。
投稿情報: OK | 2009/07/16 07:54