お茶の稽古では、お茶を点てるだけではなく、炭をつぐ稽古もあります。炉の中に、ながれている炭のゆらゆらとした灯火は、見ていて本当に飽きないものです。それになんといっても炭から感じられるやわらかい暖かさは、なんともいえない心地よさ。とそんなことをぼ~と考えながらやっていると、間違えてしまうんですがね。
先日、「後炭(茶事の中の前座ともいえる懐石料理をいただいた後、薄茶、濃茶と二種類のお抹茶をいただくんですが、その薄茶と濃茶の間に、炭をつぐ点前のこと)」稽古のあと、大事なお友達でもあり、尊敬するお師匠さんのお誕生日パーティのため、暖炉のあるBar Valleyに立ち寄りました。とても寒い日だったせいもあり、思わず暖炉の灯りに張りついちゃいました。炎が漂うさま、これまたずっと見ていたくなります。
最近は、隠居のような生活ですが、寒い冬に、炭の灯火そして暖炉の灯りを大満喫した一日でした。
立春を迎えた今日ですが、今年はいつになく寒い冬ですね。春が到着する前に、残りの冬をじっくり味わっていこうと思います。
Bar Valleyは、洒落た山荘のような、そんな佇まい。シャンパンも豊富です。暖炉とシャンパンのマリアージュ。その日によって変わる「フルーツシャンパン」もおすすめです。
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