2007/05
一日遅れの端午の節句。粽、菖蒲酒、柏餅などなど…節会料理選手がおりますが、市場もお休みだし、冷蔵庫にあるものでなんとなかならないか考える。
もともと、中国で邪気を払い、健康を祈る日とされたことが始まりのようですが、定かではないそうで。蓬や菖蒲は邪気を払うと云われていたとか。中国、楚の時代の愛国詩人屈原が自分の正義が通らない世を憂い、5月5日に湖に身を投じたことへの供養で、民衆が粽を湖に流したことから粽を食べるようになったとか、お赤飯も邪気を払うための赤色とか…、諸説沢山。
再び冷蔵庫、食材棚と相談。端午=男の子の節句なので、旦那さんの好きな米ナスの鶏みそあんと、粽ではないけどもち米と桜海老を使って、赤色の炊込みごはんにしてみました。
ワインは、最近お世話になっている近くのワイン屋さんで「味噌味に合う赤を…」と相談したところ、お手頃ですすめられたのがLa Vieille Ferme 2005。ローヌ南部で栽培された有機栽培のぶどうのみから作られた柔らかい赤ワインとのこと。何よりもラベルの鳥のデザインに惹かれ即決定。お味は確かに味噌味には好相性。柔らかいけど、パンチはないかも。
【今日の献立】
・浅利の酒蒸し
・米ナスの鶏みそあん
・桜海老とじゃこの炊込み
・さわに椀
・La Vieille Ferme 2005
・柏餅
素敵な食卓ですね!
おなかが鳴ります。
端午の節句の由来、なるほどーそうなんだ!!と拝読させていただきました☆
投稿情報: chie | 2007/05/14 12:37
>chieさん
本当はもう一品ぐらい欲しいところでしたが、おなかが空いてしまい、頓挫です(-_-)。
節句行事。多くのことが中国から渡ってきていますよね。それが日本の風土や文化と合わさって、脈々と歴史が刻まれてるなぁと感慨深くなっちゃったり。
投稿情報: OK | 2007/05/14 23:01