毎年、公私ともども?筍が続く4月ももうすぐおしまい。今年は築地のやっちゃば仕入れの筍のほかに、佐賀県唐津・隆太窯の山でとれた筍をお相伴させて頂きました。ほりたて後すぐに下ゆでをした状態でお送りくださり、感謝のことばが見つかりません(涙)。唐津直送の筍さん、穂先の厚めの皮まであまかった~。
まずは筍、鰆、新ごぼう、カタクリの炊合せ。それぞれ食材にあった炊きかたをして、ひとつの皿で出会う炊合せという料理、ちょっとお手間はありますが、大好きな調理方法のひとつで、カタクリの紫もこの時期だけのご馳走です。
器は、昨年隆太窯の登り窯から、窯出しほやほや、器にほんのり熱も残る状態の時に出逢い一目惚れ。その場で中里太亀さんに最終仕上げをして頂いたお気に入りの絵唐津鉢。
こちらは春の寄せあつめごはん。今の時期だけのさやつき青豆と筍の炊き込みごはん。 羽釜でぐつぐつ。
筍と木の芽のすし飯に〆鰆の炙りを巻いた手綱寿司。マルチカラーにしたかったけどこの日は冷蔵庫にちょうどよいものがなくシンプル手綱になっちゃった(~_~;)。
この他、春のご馳走桜えびと合わせたり、南蛮漬けにしたりなどなど、筍三昧な4月、春の恵みに感謝、ご馳走様でした。