北の漁場に行ってきました。
久しぶりの訪問となった富山県。この冬最初の大雪となった先日、氷見寒ブリに会ってきました。
北の海で夏場を過ごしたブリが晩秋から冬にかけて南下、日本海に飛び出している能登半島が壁になり、ブリは富山湾へぞくぞくと。寒ブリシーズンの到来です。
前日入りした富山市内のホテルを4時過ぎに出発、途中かろうじて前が見えるか見えないかのスノーカーテンな大雪。
どうにか到着した氷見魚港はちょっと静か…。
水揚げはもう終わってしまったのかと思いきや、カモメの群れが「そんなことはない、これからだよ」と教えてくれるかのように、無数に飛んでいて。 ブリの数よりカモメの数のが多いのでは?!と思うほどすごい数。
漁場は近くとも、風があると出港できない寒ぶり漁。この日も大雪で難しいかな…とちょっと心配になっていたら、来ました来ました、氷見の寒ブリ。ものすごい数が水揚げされてきています。 紡錘型と言われることの多いブリですが、地元では氷見の寒ブリは砲弾型と言われています。この太りっぷり、納得。「ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ(関東)」と成長するごとに呼び名の代わる出世魚のブリですが、こちらの写真は17.7kg、いつも見ている10kgほどのブリがとても小さく見えてきてしまいます。ちなみに富山の呼び名は「ツバイソ→フクラギ→ガンド→ブリ」。
次回はセリの風景などをレポートさせていただきますね。きときとブリですよー。
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