寒くなってきました。
既に足は冷え、レッグウォーマーが欠かせない状態ですが、寒いのもきらいになれないなー、て思うのです。
ここ最近、あちらこちらで「炉開き(※)」の話を耳にしますが、シャキーンと冷えた和室にしつらえられた炉の炭のあたたかさ、これ本当にたまりませんね。寒いからこその暖。
炉開きといえば、茶室にもれ聞こえてくる石臼で茶をひく音、懐石料理をいただいている間、その音色もご馳走のひとつですが、水屋でひいてる方も、その音色が気持ちよくなんとなく無心になってくるんです。石臼の音色も、ゆらぎ、なのかな。
壺から出された茶葉の味は、ほんのり甘さは感じられものの抹茶ではなく煎茶の味、それが石臼でひかれると甘苦旨い抹茶の味に変身する。不思議。ひきながら、ちょっといただくつまみぐいも楽しいもんです。
寒いもいい、の季節到来です。音をお届けできないのが残念。
(※)11月は、茶道の世界では新年のようなもの。5月につまれた新茶を壺におさめ、蔵などの冷暗所でひと夏を超えさせます。その壺の口切りをし、石臼でひきたての抹茶をいただきます。この時期に行われる茶事は「口切りの茶事」などとも呼ばれ、お茶の前座ともいうべき懐石料理をいただいている間、茶室の向こうで石臼をひいてることがうかがえ、その音色もご馳走のひとつです。
まだ夏日の石垣島です。
冬には冬の洋服を着たくなりますが、汗だくになります。
たまにはお洒落したいですね〜
季節感の無いところにいると、季節の繊細さが感じられなくなりますね!
投稿情報: nobu | 2010/11/13 06:18
>nobuさん
まぁ、夏日。うらやましいような気もしますが…。
前日常夏に住んでる友人も、季節感ないとぼけてくる~と。
風が冷たくなってきたので、柿を干しました。シャンシャンにも浮かべてみようかと☆。甘過ぎるかなぁ。
投稿情報: OK | 2010/11/13 11:59