ナイトクラブの舞台裏にたたずむ赤ちゃん。
道端で、排便をしながら気まずそうにふりむく犬。
今にもバゲットの香りがしてきそうなパリの街角。
マグナムの写真家たちが切り取った、パリの空気や人、風景が、”Nostalgie マグナムの写真家たちが見つめたパリ”と題し、東京・銀座 CHANEL NEXUS HALLで展示されています。
一瞬一瞬を切り取ったモノクロの写真たちは、思わず声がもれ聞こえてきそうな、香りが鼻をかすめそうな、たばこの煙が漂ってきそうな、そんな気分にさせてくれます。アンリ カルティエ=ブレッソンの「サン ラザール駅裏」こそ好きな写真の一枚ですが、それ以外はよく知り得ていなかった私、そんな私でもすっかり堪能できる写真展です。
昨日のオープニングレセプションでは、シャネル株式会社 代表取締役社長Richard Collasse氏のこの写真展への思いや、現在パリ在住の辻仁成さんのパリへの思いなども語られ、お二方のパリへの愛着を実感。
「ピグマリオンだった」と言われるシャネルの創始者マドモアゼル シャネル。「Pygmalion(ピグマリオン)」とは、ギリシャ神話に語源を持ち、才能を信じ、支援して、開花させる人という意味だそうで、ネクサス・ホールではその精神にもとづき「CHANEL Pygmalion Days」として若手アーティストの演奏機会などを提供しているそうです(シャネル・ネクサス・ホール プログラムより)。へぇ~!!!。シャネルといえば高校時代、姉のものを盗み使いして以来今でも好きな香水COCOぐらいしか親しんでいませんが、こんな機会を通じ共感。
そうそう、こういったレセプションのもう一つの楽しみといえば、供されるオードブルの数々。サーモンや冷製カッペリーニ、そらまめのヴィシソワーズ等々どれも非常に美しく、美味しい。見習うところ多し。目にも舌にも鼓の鳴り止まない夜でした。
会期は2008年8月9日~9月7日(11時~20時) 無休、場所はシャネル・ネクサス・ホール(東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビル4階)、入場無料も嬉しいですね。
それはちょっと面白そう!
お盆に上京するから行ってみようかな♪
シャネルといえば、2年前パリに行ったときにカンボン通りの本店の前でデザイナーのカール・ラガーフェルドとばったり遭遇したよ!写真やテレビで見るあのまんまの姿でした(笑)ある意味トレードマークですよね~。
投稿情報: アイアイ | 2008/08/09 23:57
パリは何処を撮っても絵になる街ですよね............。
モノトーンが似合う街でもありますね。
投稿情報: nobu | 2008/08/10 04:53
>アイアイさん
ぜひぜひ♪。松屋側でなく、マロニエ通り側に入り口がありま~す。シャネルの本店前にいたとは、きっと絵になってたんだろうな。
投稿情報: OK | 2008/08/10 09:36
>nobuさん
きっとそうなんでしょうね。実は、あえてというか(?)、フランスには行ってもパリはスルーしちゃってたんですよね…(^^;)
投稿情報: OK | 2008/08/10 09:38